C言語が結んだ友情編その1 ~希望の互換性~
みなさんこんにちわ!。リカヲです。
世間一般では、もう「黄金週間」に入っているみたいですが、リカヲの勤めている
会社では、未だに連休が何日までか決まっていません・・・。
もう「黄金週間」に入っているのに・・・。(スーパーブラック会社w)
それでは、つかみの文章はこれでOK!として(?)本題に入ります。
え~っと・・・。前回の「BASIC」編で、自分でプログラミングして
オリジナルのゲームを作れるようになったまでからですネ。
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時は1990年代前半。高校2年生の冬休みを過ごす「リカヲ」。
そろそろ「BASIC」にも飽きて来たなぁ~、と思っていたときに
あるパソコン雑誌にあった記事。それが
「C言語」でした。
内容は確か、「ベーシックよりもより快適で、コンパクトなプログラミングで
高度なゲームを作成可能!。さらに機種を問わずに、MS-DOS上での
互換性がある、汎用性の高いプログラミング言語」でした。
・・・。衝撃的でした。
その当時はパソコンの規格が乱立していた、ピークの時期でした。
例えば、NECのPC98マシンで作った「BASIC」のソフトは、富士通の
「FM-7」では動かせない。当然その逆もできない。
ワープロソフト(一太郎シリーズ)等も、メーカーの機種ごとに分かれていて
そのマシンで作った文章は、他のマシンで読み込めないという
大変不便な時代でした・・・。
(今はメーカー、機種を問わずに MS-Windows 上ですべてのソフトが動くんだけどネ)。
その時私は、「互換性」という言葉に強く印象を与えられました。
当時は、NECの「PC-9801」シリーズパソコンが圧倒的に強かったです。
ベーシックの教本や、フリーゲーム本でも、書店に行けば必ず
「PC-9801」シリーズ、または「PC-286/386(エプソン互換機)」と書いていました。
エプソンは当時、圧倒的なシェアを誇っていた「PC-9801」シリーズのパソコンに
互換性を持った独自の機種を開発、販売している会社でした。
確か新品の「PC-9801」の、約3分の2くらいのお値段で販売していたと思います。
非常に良心的なメーカーでした。
「PC-9801」シリーズは最強、最高、圧倒的で、往年の「コナミコマンド」?
(上上下下左右左右BA。これ知ってる人間違いなく昭和生まれだネw)
を最初から入力したような状態のマシンだったんですけど、
私はそのころから、ほかのメーカーのマシンにも興味が出てきました。
シャープの「X1」。
その他にも、エプソンマシンなどもあるのですが、私は主に「ゲームをするため」
(エッチなゲームをするためだろーがw)。
にパソコンをやっているようなもんだったので、他機種には非常に興味がありました。
中でも、本体とキーボードが一体型になっていて、しかもファミコンみたいに
「カートリッジ」交換タイプの、完全ゲーム志向マシン「MSX」や、
高解像度、流麗なグラフィックスを売りにしている、シャープの「X1」に
非常に興味を持ちました。
欲しい・・・。
どうしても欲しい・・・。
「PC-9801」シリーズよりかは、はるかに安価であったようですが、それでも
軽く10マンエンオーバー?!・・・。
高校生の私に買えるはずもなく、電機屋でもらったパンフレットを眺めていたんだ・・・。
すべてのメーカーが業務提携をして、規格を統一できればいいのに・・・。
そうすれば機種を問わずに、「互換性」が出来てゲームがしやすくなるのにッッ・・!
ドイツみたいに「ベルリンの壁」を壊せばいいのに(?)ッッッ・・・!
という妄想をしていましたww。
(数年後、「ビル・ゲイツ」っていう凄いオッサンが大革命を引き起こしたんだけどネ)。
そういうことがあって、「C言語」に興味を持った私は、近所の書店まで
ママチャリで Go Go マッハ Go Go !!!(?)w。
そこで手に入れたのがコレ。
「入門 ANSI-C」
その他にも、いろいろあったのですが、一番の決め手は
「入門」という言葉でした。
その他の「C言語」関係の本を、私の必殺「熟読立ち読み」(別名、大迷惑読み)w
をしながら情報を集めた結果、「C言語」にもいろいろな種類があって、
「ANSI-C」
「LSI C-86」
「C++」
「Turbo C」
「Turbo C++」
等がありました。
「熟読立ち読み」をして分かったのは、プログラムの文法にはそれほど
大きな差異はない、ということでした。
とりあえず、「入門」という語句が他の本にはなく、この本が一番安かったので
(それでも約2000円!!)、購入決定!。
それからもうひとつ。
あたりまえですが、私はその時点で「C言語」のソフトを持っていません!。
「BASIC」のソフトはリカヲの父親が、「家電量販店の店員にそそのかされて買った」
んですが、今回はそうはいきません。
「C言語」のパッケージ版のソフトも、安いメーカーで約3マンエン!。
高いところだと、約8マンエン!!。もしたのです・・・・・。
しかしこの「入門 ANSI-C」には、大変役に立つ情報が載っていました。
それがコレ。
LSIC-86 Ver.3.30 および SE3 Ver.3.24」です!。
本の付録として付いてきたのではなく、この本にこの「フロッピーディスク」
の買い方の方法が載っていたのです・・・。
(指定された住所に、現金書留を送っただけだけどネ)。
パッケージ版ではなく、いわゆる「試食版」です。
それでも「2000円」しました。いまでいうシェアウェアですね。
機能的には制限されていましたが、この本に書いてあるサンプルプログラムと
処理系のソフトであるコンパイラ、ライブラリ、そしてエディター(SE3)が入っていました。
特に「SE3」は使い勝手が良く、「C言語」以外にもメモ帳などに使っていました。
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時は1990年代前半。高校2年生の冬休み中のリカヲ。
こたつの上にそびえたつ、「PC-9801BX」に向かって「ANCI-C」の習得に励む。
「BASIC」との大きな違いは、行番号がない事。かっこ()を使うこと。
一番最初に #includi で変数を宣言すること。でした。
プログラミングの構造自体も違うんですが、命令形のコマンドは「BASIC」によく
似ていて、比較的楽に大まかなことは覚えられました。
「C言語」の文法や構造が分かってくると、やはり・・・。
エッチなゲームがやりたくなります!!。(アホ)
雪が降っている中、近所の書店にママチャリをドリフト?させながら GoGo!。
そこで入手した一冊。
「C言語 実践プログラミング入門」
2800円!!。
結構高かったけど買いました・・・。
5インチのフロッピーディスクが付属していてもねぇ・・・。
(リカヲのPC-9801BXは、3.5インチ)。
それでもなぜ買ったのかというと、この本私が持っている「入門 ANCI-C」
の続編にあたるからです。サブタイトルにあるように、
「ANCI-C の標準関数の詳細と使い方」、について深く踏み込んでいました。
しかし・・・。
最初の段階に書してあった「プロセス制御関数」に引っ掛かりました・・・。
あまりにも難解すぎるゥゥッッッ!。
その次の章にある「診断マクロと基本形の特性、数学関数」・・・。
・・・。大学の卒論のテーマか?。
サッパリ理解できません・・・。(数学は判定「2」のアホなリカヲw)。
結論。
・・・。まだこの本に到達するには早すぎたんだ・・・。(熟読立ち読みしたろーがw)。
でも、そのころは「BASIC」みたいに、ゲーム専門のサンプルプログラム集
みたいな本がなかったしねぇ。しょうがなかったんだねぇ。ハハッ!。
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時は1990年代前半。高校2年生最後の春休み中のリカヲ。
「C言語 実践プログラミング入門」、であっけなく挫折してしまった「リカヲ」。
こたつの上にそびえたっていた「PC-9801BX」は、部屋の片隅にある
ボロイ机の上に置かれて、メイン台であるこたつの上には、
任天堂が発売したばかりの
がドカンと居座っていた・・・。
「ANCI-C」に屈辱的なまでに、挫折させられてしまったリカヲは
(オマエの被害妄想だろw)。
お年玉と郵便局でアルバイトしたお金で、天下無敵の「スーパーファミコン」を
買ったのであ~る!!!。
そして、あの屈辱的な日からずっとスーパーファミコンの「ファイナルファイト」
をやっていたんだ・・・。
楽しくてしょうがなかった・・・。
そして・・・。
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時は1990年代前半。春。高校3年生になったばかりの「リカヲ」。
クラス替えで、ある衝撃的な人物に出会う。
その人物とは・・・・・!?。
次回、「C言語が結んだ友情編その2 ~そして、新世界へ~」。
・・・続く。
こうご期待して下さい!