リカヲルーム

何でもアリの、ミクスチャーワールド。

もしも英語が使えたら。

いつのもように、毎週恒例のお題挑戦しよーと思います。

 

タイトル

「もしも英語が使えたら」

詩 山脳丸リカヲ

 

疑問があります。 

「もしも英語が使えたら」って、英語が読めることですか?

英語が話せるっていうことですか?

ということで、はてなブログのお題担当者に話を聞きに行きました。

 

4月13日(水)

ある闇ルートを使って、お題担当者の個人情報を横流ししてもらう。

電話やメールでは盗聴やハッキングの危険があるので、伝書鳩を使う。

 

4月14日(木)

伝書鳩帰還。足に括りつけられた紙に書かれていた通りの場所へ。

公安と内調の尾行を撒くため、必要以上に電車とバスを乗り継ぎ、

ヒッチハイクをして目的の場所へ。

 

4月15日(金)

約1日かけて、〇県〇〇市へ到着。

尾行されてないか、細心の注意を払いながら

指定された〇〇ビルの501号室へ移動。

 

・・・・・。

 

妙だ。

 

繁華街にあるビルなのに、人気がほとんどない。

1Fエレベーター前で、清掃員らしき女性に会ったくらいだ。

 

エレベーターは1F待機状態。

ボタンを押し、警戒しながらエレベーターへ。

 

5Fに到着。異常なし。

誰もいないし、殺気も感じられない。

 

・・・・・・・・・・。

 

なんだ?この違和感・・・・。

 

足早に目的の場所、「なかのタイプライタ」へ急ぐ

 

今回の取材はダミー。

 

オレの本当の目的は、はてなブログお題担当者を名乗る人物に

会うことだった。

 

501号室「なかのタイプライタ」へ到着。

 

・・・?

 

古ぼけた看板文字とは対照的の、物々しい電子ロックキー。

そして、そのドアの前にある鉄柵!!。

 

「しまった!!! 罠だ!」

 

そう気づくと同時に、強烈な殺気!!!。

あっという間に、黒服5人に囲まれてしまった。

 

なすすべなく、黒服の一人に右腕をねじ上げられ

「なかのタイプライタ」内に連れ込まれてしまった・・・ッッ。

 

 

・・・・・・。

 

・・・・・・・・。

 

・・・・・・・・・・・。

 

 

はっッッ!!!。

 

しまった! 寝ていた!!。

 

はてなブログ」本社についてから、担当者が来るまで受け付けの

ロビーの高級椅子に座ってただけなのに・・・。

 

担当者の「鷹野(たかの)」さんは、苦笑いでオレの前に立ってた・・・。

 

 

会議室にて。

 

 

リカヲ「そんじゃー取材させてもらいます」。

オレは今回のお題の疑問点を、単刀直入に話した。

 

鷹野「・・・・・・・・・」。

 

変だ。鷹野さんは何も答えようとはしない。

トマトジュースを飲みながら、ジッとオレの目を見ている。

 

いきなりフレンドリーに話しかけたのが、マズかったのかもしれない。

オレは仕切り直した。

 

リカヲ「大変失礼しました。改めて質問させていただきます」。

出来るだけ丁寧に、さっき話したことをもう一度話しながら

オレの特殊能力「リーディング・ユア・フェイス」

(相手の顔色を伺いながら、心を読む能力)を発動させた。

 

 

・・・・・・・・・・・・????!!!!!。

 

 

「ヤバイ!!こいつはッッッ!!」

 

 

とっさに立ち上がりながら、尻ポケットにねじ込んでた

コルトパイソン357マグナムに手をかけた時!!

 

左後頭部に固いものを押し付けられた・・・!!

 

 

「カチッ」。

 

 

 

撃鉄を引く音が、静かに響く。

 

 

・・・・・完全にやられた、身動きが取れない・・・・・。

 

 

オレの左右後方に、あっという間に人の気配が・・・。

 

20人以上の強烈な殺気!!!!ッッッっ。

 

そのうちに一人の黒服に、右腕を捻じられながら銃を奪われた。

それと同時にオレは地面に叩きつけられる!!・・・・。

流れるような捕縛術。

こいつら全員警察関係者!。しかも殺しのプロだ!!。

 

オレを地面に組み伏せているのは・・・・・??!!!。

 

 

黒服に赤バッチ!!。

 

 

間違いない!「捜一」!!!!!。

(警視庁刑事部捜査第一課殺人犯捜査第十一係)。

 

そんなバカなッッッ!!本庁のエリート集団が何で!!。

どう考えてもおかしい。

だって鷹野は・・・・!。

 

・・・・「公安」・・・・。

(警視庁公安部公安第五課)。

 

さっき鷹野の心をリーディングした時、全てわかってしまったんだ・・・。

 

警察組織として、「公安」と「捜一」が共同捜査するなんてありえない。

情報の共有さえしない、犬猿の部署なんだ・・・。

 

 

それがなぜ・・・・?。

 

 

なおも鷹野は椅子に座ったまま、無表情でトマトジュースを飲んでいた。

「捜一」のゴリゴリ捜査官に組み伏せられたままのオレを

ジッと見ていた・・・。

 

何とかもがいて、このゴリゴリヤローを蹴り飛ばしてやろうと

左足に力を入れたその時!。

 

 

「大変申し訳ございませんでした」。

 

 

 

一人の黒服捜一の小柄な女が、私の前に立った。

その瞬間オレはゴリゴリヤローに、ムリヤリ立たせられていた。

 

激おこぷんぷん丸状態のオレは、そのゴリゴリヤローをブン殴

ってやろーって右手こぶしを握り締めた時、

 

 

「もう一度言います。大変申し訳ございませんでした」。

 

 

 

女の冷酷な声が、腹に響いた・・・。

 

この女!・・・ッッ、物凄い貫禄だぜ!。

ただ者じゃあないなッッッ!!。

 

女は無言で、オレに自分の警察手帳を見せた。

 

女は「如月塔子(きさらぎとうこ)」という名前だった。

警視庁刑事部捜査第一課殺人犯捜査第十一係。

階級は巡査部長。

 

 

・・・・・「如月」・・・・・!。

 

 

オレは何かの因縁を感じた!。オレはこの女を・・・、

そしてこの女の家族を・・・・・。

 

 

知っている・・・・ッッッ!!。

 

 

 

そんな困惑したオレをよそに、如月は鷹野に深々と一礼して、

 

 

「申し訳ありませんでした。主任」。

 

 

と言った。

 

鷹野はめんどくさそうな顔で、「後は任せた」と言って

椅子から立ち上がり、会議室から出ようとした

 

 

「それが公安のやり方ですか?」。

 

 

 

初老の「捜一」捜査班のじーさんが言い放った。

 

言葉が重い・・・!体中に響き渡るぜ!!ッッ。

恐らくこのじーさんが、チームリーダーだろう。

 

その言葉に反応した鷹野は、扉の手前で振り返り

じーさんに深々と一礼した後、足早にその場を去った。

 

その瞬間響き渡る、「捜一」捜査員たちの鷹野に対する怒号!。

やはり、公安と捜一は犬猿の仲だったようだ・・・。

 

その後なぜかオレはワッパをかけられて、覆面護送用のバスに乗せられた。

オレのすぐ側には、如月が張り付いている。

何を聞いても、何も教えてくれない・・・。

 

 

オレはなぜか「警視庁」にいる。

 

 

 

わざわざ本庁に連れて来られた理由が分からない。

よく分からない部屋で、数字の書いた画用紙なのを持たされ

正面と左右からの写真を何枚も取られた。

 

そして訳が分からないまま、お決まりの「取調室」へ・・。

 

取り調べ担当は「如月塔子」だった。

 

オレはさっそく質問した。

リカヲ「いろいろあったけど、本題について質問するよ」。

 

オレは「はてなブログ」本社で、鷹野に話したことと全く同じことを話した。

 

微妙な沈黙の後、如月は無表情でこう言った。

 

「「もしも英語が使えたら」と言うタイトルですよね?

それは「英語が読める」、「書ける」、「話せる」という事を

前提にしているんじゃあありませんか?。

あなたの言い分は、単なるヘリクツですよ」。

 

如月は無表情で、早口でまくし立てやがった!。

 

少しイラついたオレは、

 

はてなブログのタイトルテーマは、個人の定義で解釈するものであって

担当者でもないオマエにとやかく言われる筋合いはねーんだよッッッ」。

 

と言った瞬間!。

 

オレの目線は、地面すれすれになってた。

 

気後れがしている。

 

次の瞬間、左頬に激痛が走る!。

奥歯はガタガタ!!。

鼻血が吹き出す!!!。

 

・・・殴られた瞬間が分からなかった・・・!!。

 

ヤバイ程の、この早業・・・!!。

 

この女。相当ケンカ慣れしているぞ!。

 

完全なプロだッッッ!。

 

地面にうずくまってるオレの頭を、足で踏んづけながら

 

 

「オマエってゆうなァァァァァァァッッーー!!!」。

 

 

と、激怒ぷんぷん丸状態で怒鳴り散らかした。

 

その後、かわいい顔とは裏腹な、下品で卑猥な放送禁止用語

オレを激しく罵っていた!。

 

なぜか記録係のゴリゴリ捜一も一緒になって、オレをボコボコにする!!。

 

・・・・・・・。

 

おかしい。なぜこんなことになった?

 

どこからが現実で、どこからが妄想なのか分からなくなった!。

 

殴られすぎて、もう意識が飛びそうだ・・・。

 

 

・・・・。

 

 

・・・・・・・。

・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・。

 

この文章を書いている途中だけど、もう4時間過ぎてしまったので

答えを書きます。

 

「もしも英語が使えたら」という事なんですけど、

日本語がベーシック言語の人間に

 

 

「英語」

 

 

が使えるわけないんですよね。

一応、「英検4級」とか言う資格を持ってるけど、私は日本人です。

 

はてなブログのお題担当者も、残酷なくらいのキレ者ですね。

それは、「もしも英語が使えたら」というタイトルにあります。

このタイトル、こう解釈できます。

 

「もしも」、「英語が」、「使えたら」。

 

もしも = if    の世界。

英語が = English   言語が英語圏に生まれた人間。

使えたら = used   使えたら良いのにと言う、希望的観測。

 

以上のように、英語圏以外のベーシック言語を持つ人間には

英語が使えたら、という希望的観測にしかたどり着けません。

 

なぜなら、ベーシック(人間の頭脳の土台)からし

英語に変換できなくなるため、純粋な「英語」は

 

 

習得不可能なのですよ・・・。

 

 

 

これが私の答えです。

 

それにしても・・・・。

 

恐るべし!。お題担当者様!!!。

 

これはもう「内調」や「公安」のエージェント並みの考察ですよ!。

 

私、この頭脳戦にもう疲れましたわw。

 

あっぱれ~、ですわww。

 

もう、ネコの散歩に行く時間なので、今日は終わりです。

 

お題担当者との対決は、また来週です。

 

強制シャットダウン。