リカヲルーム

何でもアリの、ミクスチャーワールド。

私の部屋。

今週のお題「わたしの部屋」

 

っていう挑戦状が届いたので、受けて立つぜ!!。

 

タイトル「私の部屋」

詩 山脳丸リカヲ

 

私は、お盆とかお正月とかいう日本固有のしきたり事が大嫌いだ。

それは、子供の頃から不愉快で疑問に思うことだったけど

両親や兄弟は、「これは決まっていることなんだよ」と、一方的に諭された。

そして私は大人になり、誰の言うことも聞かなくなり、両親や兄弟とも

自然と疎遠になっていた。

人間には、どうしても受け入れられない事実がある。

私の両親と兄弟は、私の「事実」を理解しようとしなかったから・・・。

 

8:30起床。

実家に帰って来た兄夫婦と顔を合わせたくないため、コッソリと1Fの洗面台で顔を洗う。

なのに、会いたくもない義姉と鉢合わせした。

「おはようございます」って、白々しく挨拶してきたから

いつもどーり、無視した。

 

8:50。

正月という「儀式」に参加したくないので、コッソリと家から出る準備をしていると

滅多に私に話しかけてこない父親が、私の部屋の前に来た。

 

「みんなと一緒に飯を食わんか?」。

 

あらかじめ決めていた、「言葉」を父に言う。

 

「今から車で出かけるから、出ません」。

 

そして父は言う。

 

「・・・そうか・・・」。

 

そして父は何事もなく、私の部屋に入ることもなく、階下に降りていく。

・・・・・・・・。

 

9:00。

家にいたくない私は、当てもなく車で彷徨う。

「交通事故」というリスクを避けるため、常に左折する。

センターラインがないような、細い道を避けながら・・・。

 

9:50

しょーもない儀式に参加したくないため、ムダに「ハイオクガソリン」を消費して帰宅。

めんどくさい車庫入れを済ませて、車から降りると両親と兄夫婦の騒ぎ声が聞こえる。

だいぶ酒が回っているようだ。

このタイミングで玄関から自室まで戻るのは至難の業なので、時間つぶしのため

コンビニに行く。

時間つぶしが最優先の目標なので、徒歩2分で行ける「ファミリーマート」は避けて

徒歩11分の「セブンイレブン」に行く。

久しぶりに行ったセブンイレブンで、欲しくもない弁当と酒を買おうとしたら

会計が「セルフレジ」になっていた。

入金にてこずって、赤っ恥をかいた。

「係員にお尋ねしてください」というアナウンス音とメッセージが、レジモニターに表示されているのに

バイトらしき女は、シラっとしていた・・・。

セブンイレブン」から出て、徒歩11分かかる家まで歩く。

・・・・・。

寒い・・・。

・・・・・。

小雪がちらつく中、私は歩く。

「家族」という居心地の悪い集団生活に、私はどーしても馴染めない。

「お金」さえあれば、この「空間」から脱出できるのだが・・・。

就職氷河期」と呼ばれた世代の私は、就職に失敗した。

何度も転職した。

そのたびに人生に絶望して、今の生活に至る。

未だに私は、「契約社員」というアルバイトの人生。

だから、会社が休みの日は「自室」に引きこもるようになった・・・。

心がどんどん堕ちていくのが、ハッキリと分かるよ・・・。

なのに親兄弟は、「みんなと同じように働いて生活すること」を強要する。

・・・・・・。

 

・・・みんな・・・。

 

・・・みんなって、ダレ?・・・。

 

誰を基準に、そんなこと言うの?

私の問いに、親兄弟は何も答えない。

母親に至っては、「みんなって言ったら、みんななんだよ!!」と激怒する始末だ。

 

ああ・・・。

 

この人たちは、「みんな、思考を停止してしまった人たちなんだな」・・・。

私が悪い、誰が悪いっていう問題じゃないのに。

そんなことは、最初から分かっている。

 

「答えは分かっているけど、私たちはその答えという事実を受け入れることが出来ません」。

 

これが私の、「家族」という、「集団」の、「答え」なのです・・・。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

10:05。

誰にも顔を合わすことなく、自室に戻る。

昨日録画したしょーもない「ドラマ」を見ながら、買ってきた弁当を食べる。

壊れかけのエアコンからは、ただの風が吹いていた・・・。

 

・・・・・。

 

私にはもう、辛いとか悲しいという「感情」がないんだと思う。

社会に出てから、あまりにも辛すぎる現実に直面したから・・・。

「賢い人達は、何も知らない弱い人間を利用しながら生きている」。

 

・・・・・。

 

これが現実・・・。

 

「弱い人間」側に一方的に立たされた私には、なす術がなかった・・・。

・・・これからも、ずっとそうなんだ・・・。

「死ぬ」のが怖くて、人生の目標がないのに、彷徨いながら生きている。

 

私は、「弱い人間」。

 

17:00。

寒い部屋の中で、震えながらテレビを見ている。

階下の騒ぎ声は、今はない。

社会に対しての不平不満はたくさんあるけど、私は黙り込んでしまった。

「もう、どうでもいいや」。

そして、カッターナイフを自分の左手首に当てる仕草をするんだ・・・。

 

・・・・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・。

 

なんか・・・。

 

 

 

タイトル通りに詠唱できなかったですw

 

 

 

簡単にこの文章を解釈すれば、「私の部屋」にはそのような

 

 

 

しがらみやトラウマだらけ

 

 

の怨念がゴリゴリにこびりついているということですww。

 

 

チャームポイントとか・・・・。

 

 

あるわけねーだろ!! 乙女かよッッッッッッッ!!

 

 

 

ということです。

 

なんかテキトーに書くって、思った以上に大変なんですよ。

 

わーはっはっはっはっはっはーー。

 

おわり。