リカヲルーム

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寺東利喜男 ~ 自分回顧録学校編 その18

1993年7月27日から始まった、「寺東利喜男」の物語。

 

登場人物の紹介

 

父 「寺東 庄太一」(てらひがし しょうたいち)53歳
福岡県の某製薬会社社員

 

母 「寺東 倫子」」(てらひがし のりこ)50歳
専業主婦
実家は「耶馬渓」(やばけい)

 

兄 「寺東 正和」(てらひがし まさかず)25歳
大分県の某電力会社社員
通称「兄貴」

 

姉 「寺東 百恵」(てらひがし ももえ)21歳
福岡県の某病院医療事務員
通称「姉」

 

弟 「寺東 利喜男」(てらひがし ときお)19歳
宇佐コンピュータ専門学校(通称、コン専)の学生
所属は「制御システム科」
通称「トキオ」

 

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犬 オスのマルチーズ「チャピ太郎」

 

犬 メスのボクサー「チャコ」

 

犬 メスのダックスフンド「ミミ」

 

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高校時代の友達

 

「ミチオ」、「中林」、「タダシ」、「コツ」、「堀田」、「鎌田」

 

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宇佐コンピュータ専門学校(コン専)の先生

 

「吉崎」→ 通称「ハゲ」

 

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コン専のクラスメイト

 

「松山」、「立花」、「原山田」

 

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その他の人物

 

電器屋のオッサン」

 

「中山サトル」

 

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その他

 

美容院「エデン」

 

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9月20日(月)曇り

ついに、今日からテストが始まった。

昨日は、ほとんど勉強をしなかった。

オマケにテスト中、クシャミや鼻水が出てテストに集中できなかった。

これで2000円を、コン専に寄付しなければならない。

それに、余計な勉強もしなくてはならない。

今日は死ぬ気で勉強しないと、ホントに留年してしまうかもしれない。

それだけは、絶対に避けたい。

だから今から、死ぬ気で勉強する。

現在時刻 18時54分

 

 

9月21日(火)雨/曇り

ボクは今日の午前4時くらいまで、「ソフトウェア」の勉強をしていた。

その甲斐あってか、今日の「ソフト」のテストはまあまあ出来た。

でも、結果が出るまで酷く不安だ。

「国語」は漢字はだいたい出来たけど、応用問題があまり良くなかった。

さて、明日はいよいよ問題の「電気基礎」と「CASL」だ。

電気基礎は、一応カンニングペーパーを作ったけど

見回りの先生が結構いるので、とても危険だ。

でも、隙を見てやるつもりだ。

どうか、見つかりませんように・・・・・・。

CASLの方は、もう諦めているのでどうでもいい。

これで、4000円かあ・・・。

いや、5000円になるだろう・・・・・・。

さあ、そんなことは考えないで勉強勉強!!。

現在時刻 20時11分

 

 

9月22日(水)雨

今日は問題の、「電気基礎」と「CASL」があった。

僕は学校に行く前に、何度もおまじないの「悪い予感がする」

という言葉を呟いていた。

そして、電気基礎のテストの時間になった。

問題用紙を見た僕は、「勝算あり!!」と心の中で呟いてニヤリとした。

ほとんどの問題が、演習プリントと全く同じだったからだ。

僕は隙を見て、カンニングペーパーを見まくった。

とっても嬉しかった。

そして次の時間の「CASL」は、ほとんど勉強していなかったので

全然出来なかった。

まあ、しょうがないだろう、これで5000円かな?。

それからもう一つ嬉しかったことは、なんと

「電気基礎」のテストで、頂点に立ったことだ。

これをハゲに教えてもらった時、思わずニヤリとしてしまった。

これを聞いていた「中林」は、心の中で「悔しーぃぃぃ!!」と

思っているだろう。

いいぃっひぃっひぃっひぃっーーーーー。

でも明後日は今回の試験で最難関の、「電気数学」と「ハードウェア」が待っている。

ハッキリ言って、この2つの科目は落とした。

そう思って良いだろう。

でも、とりあえず恥ずかしくない点数を取るために、一応勉強する。

これで、8000円かなあああ???。

現在時刻 21時11分

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久しぶりに考察します!。

 

いよいよ始まってしまった「前期試験」ですね。

 

ってゆっても「利喜男」君は、最初からカンニングペーパー」

 

使うつもりだったんです( ´∀` )。

 

まず最初に30ミリ×10ミリにカットした紙を、約20枚ほど用意します。

 

その紙に演習問題の答えだけを、極小の文字で書きます。

 

それらを、教科ごとに分けます。

 

私は普段、筆箱は袋にチャックが付いているものを愛用していましたが

 

試験当日は、カンニング専用「カンペンケース」を使用します。

 

理由は、カンペンケースだと科目ごとに揃えたカンニングペーパーが

 

ばらけずに済むからなんですよねw。

 

試験中は、問題を見てその答えに合っていそうなカンニングペーパーを

 

即座に誰にも気づかれず、尚かつ大胆に?取り出す技術がいりましたw。

 

(企業機密)ww。

 

しかし、「カンニングペーパー」にも致命的な弱点がありました。

 

数学等の計算式(応用問題)には、全く役に立ちません(当たり前ダロw)。

 

しかし今回の「電気基礎」では、奇跡的にど真ん中真っすぐが直撃ですw。

 

これは恐らく、「ハゲ」の吉崎先生が計算式を丸ごと教科書から抜いただけ

 

だったと思います(完璧な手抜きww)。

 

それでも、2~3問は吉崎先生のオリジナル問題だったので、解けませんでした。

 

(95点くらいだったヨw)。

 

そんなズル賢いことを、高校生の頃からやっとりました(バカ自慢)w。

 

よい子のみんなは、マネしちゃあダメだよ(当たり前ダロw)。

 

 

運命の「前期試験」、まだまだ続きます!。

 

お楽しみに!!。